当院の臨床工学科紹介
臨床工学技士は、CE(Clinical Engineering)とも呼ばれ、医療機器の機能性や安全性の向上・維持を業務指針としており、医療機器を介して安全な医療が提供できるように業務を行っています。生命維持管理装置などの操作を中心とした医療技術提供業務や、医療機器、医療器具、医療材料などの運用を支援し、現場と技術が良い関係を築けるように努めています。
CE科のスタッフは6名にて各業務を遂行しています。
長期透析患者および高齢透析患者の合併症が複雑化しており、当院のような病院における透析室の役割はますます増大してきています。
現在、17床にて運用しているが、より一 層の対応能力拡充が必要と考えています。
血液透析のほか血液濾過透析や病棟透析などの特殊血液浄化を必要に応じて施行しています。
腹水濾過濃縮再静注法(CART)は、内科・産婦人科領域の癌患者に施行することが多くポンプ式にて行っていましたが、今後は全自動型の機器の導入を考えています。
今後は臨床工学科のスタッフと共に病院を支える部署としてさらなる発展を成し遂げていきたいと思います。