下肢静脈瘤の最新治療 =道南で初の下肢静脈瘤専用レーザー導入=

下肢静脈瘤とは、静脈内にある血流を支える弁が壊れ、足の血液が停滞して溜まり、足の静脈血管が浮き出てきて目立つようになった症状のことです。見た目以外にも、足のだるさやむくみ、かゆみや湿疹などの症状が出現し、最終的には皮膚炎を起こし皮膚が硬く色素沈着、潰瘍など症状が重くなる事もしばしばあります。

治療としては今まで血管を引き抜くストリッピングという手術が中心でした。硬化療法という手術以外の方法もありましたが症例が限られ、効果も一定していませんでした。気になるけれど、手術までは。と踏ん切りがつかない患者さんも多いと思います。

レーザー治療は血管を引き抜かないので、痛みや出血の少ない、体にやさしい治療法です。 逆流の起こっている静脈(ボコボコした血管)に細いレーザーファイバーを挿入し、レーザーを照射して血管を収縮させて塞いでしまいます。

手術は30分〜60分ほどで終わります。手術後、すぐに歩くことができ、日帰りで帰宅することができます。レーザー治療は外科手術のように血管を引き抜かないので、治療後の痛みが少なく、皮下出血や色素沈着、神経障害などの後遺症もありません。

この治療法は超音波で確認しながら手術を行なうので、たいへん安全性の高い治療法といえます。

ただ、この治療法は先端技術になるため、残念ながらまだ健康保険が適用となりません。手術の治療費は自費治療となります。 保険適用となる外科手術で1週間入院した場合、入院費用や入院中は仕事を休まなければならないことや、術後の痛みなどを考えると決して高くはないと思います。